一滴の向こう側 | 座位保持装置・車いすなら 【株式会社ピーエーエス】P.A.S

一滴の向こう側
人生を変える魔法のイス
大阪府箕面市に、「魔法のイス」と呼ばれる障がい者用の車いすを作る女性がいる。
作業療法士の野村寿子。野村のイスとはこれまでの常識を超えた、車いすで姿勢を整え、体の機能を回復させることを目指しているのだ。彼女のイスに座れば、寝たきりだった少女が、わずか2か月で、歩行器を使って立って歩けるようになった。今までの常識を覆す彼女のイスへの想いとは。
魔法の車いすが起こした奇跡
彼女の車いすとは、座る人の姿勢を整えるコンセプトで作られた椅子。それまで全く歩くことが出来なかった子どもが、そのイスを数週間使っただけで歩行器を使って歩けるまで改善したという。彼女の車いすはこう呼ばれている。「魔法のイス」
そんな野村に、今年7月ある依頼が届いた。脳性麻痺のために体の動きを止められない高校生からの依頼だった。見事依頼されたイスを製作した野村だったが、少年の「ある夢」に心動かされ、次なるステージに挑むことを決意する。それは、空を飛ぶこと。
実現不可能とも思える、野村の新たな挑戦が始まる。